【Zed】Cursorから乗り換えてみての初感
こんにちは、フリーランスエンジニアの太田雅昭です。
Zed editor
Zed editorはRust製の高速なエディタです。Atomというエディタの元開発者によるもので、次世代エディタを謳っています。
もともとAtomはGithubによって開発されていました。MicrosoftがGithubを買収したことによりVSCode一本となり、Atomの開発が終了。その後Atomの元開発者たちが立ち上がり、次世代のエディタを作ろうとなったそうです。
VSCodeはElectronで作成されており重いのが欠点です。しかし高機能であるため2025年10月18日現在ほぼスタンダードとして愛用されています。そこへZed editorが切り崩しをかけている状態です。
ZedはRustで書かれており、とても高速なのが特徴です。
解説動画
情報の灯台さんが解説されています。これでzedの存在を知りました。
Zedを使ってみた。
起動時にcursorからの乗り換えプロセスを走らせられます。その後実際に数時間ほど使ってみましたが、かなり良さげな印象です。
今の所、Next.jsでの開発において、追加設定なしでも下記のような機能が確認できました。
- HTML開始タグ編集時に終了タグも自動置換
- 自動フォーマット
- Github便利パネル
調べてみた所、すでにHTML拡張が入っていました。フォーマットについては、自動でprettierのような挙動をするようです。これは後日、dprintに乗り換えました。
Ligatureがデフォルトで有効
これはZedを使うまで知りませんでした。>=といった表記を重ねて表示できるようです。VSCodeだとデフォルトで無効ですがZedでは有効なため、気づけたようです。これはかなり熱いです。
Zedでは追加の設定は不要ですが、VSCodeでは下記のようにしてできるみたいです。
https://qiita.com/gehnmai/items/1b6593660e1e3ee9bcae
AI
AI機能については、APIキーを入力します。主要なProviderに加え、色々あるようです。またCodex GPT5はChatGPT Plusへの加入が必要でしたが、こちらも使用できました。
まとめ
数日は使わないとはっきりとは言えませんが、かなり良いです。
今の所はNext.jsプロジェクトだけでしか試していませんので、今後色々みていきたいと思います。ちょっとしたことはこのページに追記していきたいと思います。軽さは正義、Zedが今後伸びていくのは確実です。