【開発】インフラ・バック・フロントを分かりやすく例えてみた

こんにちは、フリーランスエンジニアの太田雅昭です。

システム構築の役割分担

システム構築は、概ね以下の3つに分類されます。

  • インフラ(サーバー系)
  • バック(API系)
  • フロント(UI系)

本当はさらにインフラの前段階があったり、プロジェクト統括役がいたりなど挙げればキリがありませんが、一般的なシステム構築案件に携わる主要役割はこの3つの層かと思います。

今回はこれを、例えてみます。

音楽バンドで例えてみる

音楽バンドで例えると、以下のようになります。

  • 音響
  • インスト
  • ボーカル

最もリスナーに近いのがボーカルで、ほとんどの人の印象に残る部分です。それを支えるのがインストですね。さらに欠かせないのが音響システムの構築とオペレーションとなります。はい。これ以外にブッキング担当やライブハウス運営などがいたりします。

飲食店で例えてみる

次に飲食店で例えてみます。

  • 什器設置・メンテナンス
  • キッチン
  • ホール

ホールは店の顔とも言えますが、有名シェフがいたりするとキッチンが顔になったりもするかと思います。最近はオープンキッチンなどもありますね。

以前APIとフロントの説明にこの飲食店での例えを使ったことがあります。お客さんから注文を受けたホールがキッチンに伝え、出来上がった料理をお客さんに提供するという流れは、APIとフロントの役割とよく合致しています。

もっと例えてみる

私の経験では上記2つが限界でしたので、以下はChatGPTに書いてもらいました。私の経験外でもあるので、そのまま載せます。

🎬 映画制作で例える

インフラ(サーバー系):撮影機材・照明・スタジオ設備

バック(API系):撮影・編集チーム(カメラマン、エディター)

フロント(UI系):俳優・ナレーション・映像演出

最終的に観客が目にするのは俳優(フロント)ですが、映像の繋ぎや効果音(バック)がなければ作品は成立せず、それらを支えるスタジオ環境(インフラ)が不可欠です。


🏗 建築で例える

インフラ(サーバー系):地盤・基礎工事・配管・電気系統

バック(API系):設計・構造設計・内部機構(空調・配線)

フロント(UI系):内装・外観デザイン・インテリア

家を見に来た人は内装(UI)ばかり注目しますが、見えない部分(API・インフラ)が最もトラブルを防ぐ要です。


🚗 自動車で例える

インフラ:シャーシ・電装・エンジンマウント

バック:エンジン制御・ブレーキ制御・通信系ECU

フロント:操作系・ダッシュボード・外観デザイン

ドライバーが直接触れるのはUI(ハンドル・メーター類)ですが、その挙動を制御するバック(ECU)と、それを安定稼働させるインフラ(電源・構造体)が三位一体で動いています。


🧩 教育現場で例える

インフラ:校舎・ネット環境・教材の準備

バック:授業設計・カリキュラム・テスト作成

フロント:先生による授業・生徒とのやりとり

生徒が「よい授業だ」と感じるのは先生の話(フロント)ですが、それを支える教材設計(バック)と環境整備(インフラ)がなければ成立しません。